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「THE ORAL CIGARETTES」ボーカル山中拓也「今までの人生を整理」 初のフォトエッセー「他がままに生かされて」出版

2021年3月6日 04時00分

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初のフォトエッセイ「他がままに生かされて」を発売した山中拓也

初のフォトエッセイ「他がままに生かされて」を発売した山中拓也

  • 初のフォトエッセイ「他がままに生かされて」を発売した山中拓也
  • インタビューに答える山中
 ロックバンド「THE ORAL CIGARETTES」のボーカルとして人気を博す山中拓也(30)が、自身の誕生日である2日、初のフォトエッセー「他がままに生かされて」(KADOKAWA)を出版した。謎の大病を乗り越え「今は余生。生かしてもらってる」と語る山中のこれまでを振り返った1冊。「自分の今までの人生を整理できた。いったんコレを残したことで、ここから何の躊躇(ちゅうちょ)もなく走りきれると感じる」と力を込めた。
 本を出すきっかけはインスタライブだったという。山中は配信中、酔った勢いで自分の過去を漏らしたことがあり「『やってもうたなー』と思ったんです。でも次の日にはリプライとかで、ファンから『励みになった』と言ってもらえた」と話し、言葉を形で残す本にすることが「自分ができるすごく大切なことなんじゃないかと思った」と続けた。
 文中で触れている中学まで続けた野球は、高校からオファーが来るレベルだったが「ほんとに、ボウズが嫌で」とその道を選ばなかった。“わがまま”に自分を貫いて、思い通りに生きてきた。「自分が特別な人間という意識はまったくない」と笑顔を見せ「音楽雑誌の取材はたくさん受けてますけど、(本の取材は)初めてです」と照れた様子も自然体だ。リラックスして話す言葉はなぜかストンと胸に入ってくるように思え、これが“ファンの欲しがる彼の魅力”なのだろうと思わせた。
 自ら「クズみたいだった」と表す学生時代。だが「恋愛やギャンブルで身を崩して、どうしようもなくなった人生も、世の中には普通にあるんだろう」と思えた心の中から生まれた言葉たち。「いま自分が何万人の前で歌っていることが、若い子や、コンプレックスを持ってる子の希望につながってほしい。マイナス思考になったり、ネガティブだったりする子の味方になれる本であれば」と願う。
 ◆山中拓也(やまなか・たくや) 1991(平成3)年3月2日生まれ、奈良県出身。2010年に「THE ORAL CIGARETTES」を結成、ボーカル&ギターのほか作詞、作曲も担う。17年に日本武道館ライブ、18年に全国アリーナツアーを成功させる。5枚目のアルバムはオリコン週間ランキング1位も獲得した。

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