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鈴木亜由子が名古屋ウィメンズ欠場 左ひざ付近炎症…夏の五輪本番へ仕切り直し【マラソン】

2021年3月5日 17時58分

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鈴木亜由子

鈴木亜由子

 名古屋ウィメンズマラソン(14日、バンテリンドームナゴヤ発着の42・195キロ、中日新聞社など主催)の大会事務局は5日、招待選手の東京五輪女子マラソン代表・鈴木亜由子(29)=日本郵政グループ=が、左ひざ付近の外側大腿(だいたい)二頭筋腱炎(けんえん)症で欠場すると発表した。症状としては比較的軽く、夏の五輪本番へ向けて仕切り直す。
 日本郵政の高橋昌彦監督(56)によると、鈴木は鹿児島県・徳之島で調整を進めていた2月中旬、左脚に違和感を訴え、25日に診断が下った。高橋監督は「初めて痛めた場所。軽度の炎症で、現在は東京都内で軽めの練習を再開している」と話す。
 鈴木自身は地元開催の名古屋ウィメンズに思い入れがあり、「もうちょっと様子を見たい」と出場の可能性を探った。最終的には、高橋監督が「レースペースでの練習が2~3週間できていない。出場して足にダメージが残れば五輪に影響が出てしまう」と判断。五輪を見据え、今は無理をさせられないと語った。
 幸い五輪までは5カ月の猶予がある。高橋監督は「亜由子は足首付近を痛めることが多かったが、今回は違う。筋力がついて腱に影響が出たのかもしれない」。注力してきたバイクトレーニングの効果もあり、細身の体は筋肉質に変わり始めている。筋力を走力へ転化できれば、五輪での快走が期待できるはずだ。
 名古屋へ向けて調整を進めていたころ、鈴木は「レースでは最後は本能。練習では結構考えてしまうところがあるが、本番だけは邪念は捨てて、この体に全てを預ける」と語っていた。今月中旬にはチーム合宿に合流し、状態をみながら徐々に練習強度を上げていく。あくまでターゲットは夏の五輪。再び「本能」を研ぎ澄ませていく。

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