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土砂崩れ えち鉄 復旧見通し立たず 県道の通行止めも続く

2021年3月4日 05時00分 (3月4日 09時43分更新)

土砂の崩落現場を調査する県福井土木事務所職員ら=3日、永平寺町藤巻で


 永平寺町藤巻のえちぜん鉄道・小舟渡(こぶなと)駅近くで二日午後に発生した斜面の土砂崩れで、県福井土木事務所は三日、えちぜん鉄道の職員らと現場を調査した。えち鉄の勝山−山王間の運休や県道の通行止めが続いており、いずれも復旧の見通しは立っていない。
 同事務所によると、崩落した斜面は崖崩れの恐れがあることから、二〇一四、一五年に太さ三十センチの格子状のモルタルの法枠(のりわく)が施工された。しかし、法枠で覆われた花こう岩には長年にわたり雨水や融雪水がしみこみ、風化したとみられる。現場付近は土砂災害警戒区域に指定されている。
 斜面の上部で不安定な状態にある岩を取り除く作業を、早ければ四日にも始める。その後、安全を確認した上で、地上にたまった土砂や崩れた法枠を撤去し、仮設の防護柵を作ることを検討している。
 えちぜん鉄道は三日も福井−山王間で折り返し運転を行い、山王−勝山間は代行バスを運行した。県道藤巻下荒井線の永平寺町藤巻−勝山市鹿谷町保田の三・一キロも通行止めのまま。
 勝山市遅羽町下荒井の県道五条方松原出勝山線も落石の影響で〇・七キロが通行止めになっている。 (成田真美)

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