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埼玉県川島町の市野川でヘラ狙い 野釣りシーズン開幕に手応え!

2021年3月4日 05時00分

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3匹目に釣れた最大39センチ。すぐ上流には堰があり、釣れる魚は荒川本流育ち。ヒレが長く引きが強いのが特徴

3匹目に釣れた最大39センチ。すぐ上流には堰があり、釣れる魚は荒川本流育ち。ヒレが長く引きが強いのが特徴

 三寒四温の言葉のとおり、徐々に春へ向かうような陽気となってきたここ数日。釣友から「市野川で魚が動きだし、先週は40センチオーバーが3匹釣れた日も」との情報が届き、埼玉県比企郡川島町の現地へ釣行。聞いたとおり開始直後から竿が曲がり、最大で39センチヘラがヒット。時期がちょっと早かったこともあって、後半は苦戦を強いられたが、野釣りシーズン開幕の手応えを感じ、今後への期待が高まる一日となった。 (マルキユーテクニカルアドバイザー 戸井田祐一)

◆最下流の荒川との合流部で始動

 釣行は2月20日。市野川は自宅から近いこともあり、昨年、足しげく通わせてもらった。通常は中流域の慈雲寺橋付近で竿を出しているのだが、今回釣れ始めたのは最下流にあたる荒川との合流部とのこと。初めて訪れるエリアだが、知っている釣り場が増えるのは大歓迎だ。
 ここは両岸から竿を出せるが、今回選んだのは左岸の荒川側。竿を出す前から沖でモジリがあり、期待が高まる。釣り座は同行の釣友2人と並び、自分は真ん中に入った。15尺、16尺と竿を継ぎ、それぞれで狙える範囲の深さをチェックしたところ、水深は60センチほどで沖と右に向かってウキのトップ1本程深くなっている様子。カケアガリにかかるポイントが攻められるということで、16尺で始めることにした。
 釣り方は外通しオモリを使ったいわゆるドボンの底釣り。水温がまだ低めの時期なので、仕掛けは反応が出やすいよう、流れに負けない程度のライトなバランスでセッティング。餌使いも魚の活性を考慮して反応の得やすいバラケにグルテンのセットでまずは様子を見る。

◆ハリス段差やハリ変更 16尺で3匹目39センチ

 第1投は7時半。野釣りでは魚が寄るまである程度時間を要するものだが、なんと2投目でウキが動き、早速ヒット。30センチクラスのヘラが下バリのグルテンを食ってきた。想像以上の好展開に胸が高鳴る。
 その後もある程度ウキは動くが、徐々に反応が薄れていく。オモリ負荷の違うウキに変えてみたり、ハリスの長さを変えてみたりすると、その都度リアクションが見られ、9時50分に2匹目がヒット。玉網に収め、体長を測ると38センチ。野釣りらしい良型のヘラだ。
 そのまま小一時間、同じ仕掛けで続けるも、触りはあるが決めアタリが出ないので、上25センチ、下50センチと広めにとっていたハリス段差を上20センチ、下35センチに詰め、ハリのサイズも1サイズ小さいものに変更。すると1発でヒット。手応えある引きで上がってきたのは、当日最大となる39センチだった。
 21尺、18尺の竿を出している両隣はいまだノーヒットだが、16尺で狙えるポイントが良いのか、自分にだけ釣果がある。先ほどのヘラが上バリのバラケを食ってきたので、餌使いを両ダンゴに変更したが、これは不発。ウキへの反応だけで決めアタリが出なくなったしまった。その後はアタリを出そうと、ハリのサイズやハリスの長さを変えたりして正解への糸口を探して釣り進める。
 午後になり、たまたま出くわした常連さんに声を掛け、情報収集。14時ごろ、自分の左側から最上流側に釣り座を移していた釣友の17尺が弧を描き、本命をゲット。続けて対岸の釣り人も竿を曲げ、右隣で18尺を出す釣友にもアタリがあったのを機に、常連さんから得た情報も踏まえて竿を16尺から18尺に伸ばし、ハリスの長さも元に戻してみることにした。
 竿を伸ばしたポイントも深さはさほど変わらない様子だったが、しばらくこのまま釣り進めることに。ウキへの反応は弱いながら表れているものの、落とすまでには至らない。どうも寄った魚のアオリで仕掛けが動いているようなので、流れを受けながらもギリギリで止まっていたオモリのバランスを変更。上のスイッチシンカーを0.5グラムから0.2グラムに、下のナス型オモリを0.5号から0.8号にし、餌使いも午前中に良かったバラケにグルテンのセットに戻した。
 その後も状況は大きく変わることなく時間が経過。ハリスを詰めてよりセット釣りっぽくしてみたり、スレ覚悟でハリスを長くとってハリを軽くしてみたりと、あれこれ対抗策を試すも、どんどん日が傾きウキも見づらくなってくる。結局、釣果は午前中の3匹のみで、17時半に納竿。
 常連さんの話によると、この釣り場のベストシーズンは例年3月頭からスタート。5月の連休明けくらいになると釣れてくる型が小さくなり、マブナばかりが釣れるようになってくるので、それまでの間に楽しむのがオススメとのこと。
 折しも掲載日に新餌「ダンゴの底釣り 芯華(しんか)」が発売。野釣り場でも効果絶大な超集魚力タイプの底釣り用ダンゴ餌に仕上がっているので、近いうちに自分もこの餌を携えて再チャレンジしてみたいと思う。

◆流れに負けないオモリ ウキ、ハリスの調整

<釣り方のコツ> 流れのある川で選択することの多いドボンの底釣りでは、流れに負けない重さのオモリと、それをしっかり背負う浮力を持ったウキをセレクトするのが基本。仕掛けが流されたり、ウキがシモリきったままにならないよう、状況に合わせてバランスを調整する。基本的にハリスはスレないように20センチ前後の短めから入り、反応がないときは長めにしたり、段差を変えたりしながら攻略の糸口を探るようにする。
<釣行日の仕掛け>
【竿】 16尺→18尺
【道糸】 1.5号(サンライン・奏)
【ハリス】 上下 1号(サンライン・奏)25センチ/50センチ
【ハリ】 上 プロスト9号  下 プロスト7号(オーナーばり)
【ウキ】 旭舟 技 六番 パイプトップ
【オモリ】 上 絡み止めスイッチシンカー0.2グラム (フィッシュリーグ)  下 ナス型オモリ0.8号

◆浅い場所ではしっかりとした保つ餌も大事

<釣行日の餌使い> まだ時期が早いこともあってバラケにグルテンのセットが良かった。バラケは「ダンゴの底釣り夏」「ペレ底」を各100cc、「粒戦」50ccに水100ccを加えて、ある程度給水させたのちに 「バラケマッハ」 を100cc加えて混ぜたしっかりとしたボソタッチ。

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