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農業者有志が新たな農協設立へ 米飯無菌パックなど加工販売

2021年3月4日 05時00分 (3月4日 16時14分更新)
流通している米飯の無菌パックを前に、事業への意気込みを示す義元さん(右)=福井市黒丸町で

流通している米飯の無菌パックを前に、事業への意気込みを示す義元さん(右)=福井市黒丸町で

 農産物の生産から加工、販売まで手掛ける六次産業化の推進を目指し、県内の農業者有志が新たな農協の設立に挑む。三日に福井市内で総会を開き、無菌パックの米飯や米麺、米パンなどの加工・販売を柱にした事業計画案を承認。県に近く設立認可を申請し、早ければ五月中旬にも認可される見通しだ。
 総会には委任状によるものを含めて二十四人が出席した。新農協の名称を「福井6次産業農業協同組合」とし、事業範囲を県内全域と決定。設立発起人十六人を代表し、義元孝司さん(69)=農業生産法人「スゴイ上江ファーム」代表取締役=が「米価低迷が続く今こそ、農業を高付加価値産業に転換する時だ。農業者の所得向上を図りたい」とあいさつした。
 「二年前から、地域での営農や農業者の生活を守ることを考えていた」と義元さん。信用、共済事業も手掛ける総合農協と比べ、目的とする事業に人材や資本を集中できる専門農協を選択した。着目したのは温めるだけで食べられ、常温での長期保存が可能なことから市場が拡大している無菌パック食品。義元さんは「米はアレルギーやダイエットに関係するグルテンフリーの面からも注目食品」と意気込む。
 事業計画では、米の無菌パ...

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