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「自分の成功 信じて」 遊学館駅伝部と画面で交流 

2021年3月4日 05時00分 (3月4日 10時29分更新)
田中智美さんとオンラインで交流する駅伝競走部の選手ら=金沢市の遊学館高で

田中智美さんとオンラインで交流する駅伝競走部の選手ら=金沢市の遊学館高で

◇リオ五輪マラソン・田中さん

 全国高校駅伝に男女ともに出場経験のある県内屈指の強豪校・遊学館高校(金沢市)の駅伝競走部の部員23人は3日、2016年リオデジャネイロ五輪女子マラソン代表の田中智美さん(33)とオンラインで交流した。田中さんは「ずっと自分を信じていたから五輪に出られた。みなさんも自分の成功を信じて」とエールを送った。 (郷司駿成)
 「体重管理の方法は」「大事なレースに向けての気持ちの上げ方は」。部員は、練習方法や調整の仕方について、同校の多目的室の前方スクリーンに映った田中さんに質問した。
 田中さんは、昨年二月に引退後、第一生命グループ女子陸上競技部のアドバイザーを務めている。五輪に出場したが、学生時代は有力選手ではなかったという。高校時代の1500メートル、3000メートル、5000メートルの自己ベストを紹介し、「女子の中で私より速い人はいますか」と逆質問。女子の部員七人中、六人が手を挙げた。
 長期のけがをしたときの練習方法について問われると、大学時代のエピソードを披露。けがで走れなくなった際、心拍数を上げるため、自転車型トレーニング器具を手でこいでいたことを明かした。「好きな人の近くで練習をやっていたから、変な人だと思われていたと思う」と話すと会場に笑いが起こった。
 交流会終了後、男子の清水亜琉(ある)部長(17)は「成績が伸び悩んでも挑戦し続けた姿勢がかっこいい」と話した。女子の寺坂涼帆(すずほ)部長(17)は、田中さんが自分に合った体重管理の方法を研究していたことを聞き、「自分もいろいろ試していきたい」と意欲を示した。
 交流会は、第一生命保険(東京都)が昨年、金城大、同大短期大学部と県内のスポーツ振興などに関する協定を結んだことで、遊学館高が系列であることから実現した。

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