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中日賞を励みに 中日農業賞贈呈式 勝山の南さん抱負

2021年3月2日 05時00分 (3月2日 09時40分更新)
中日農業賞・中日賞を受賞し表彰盾を手に笑顔の南さん=金沢市の中日新聞北陸本社で

中日農業賞・中日賞を受賞し表彰盾を手に笑顔の南さん=金沢市の中日新聞北陸本社で


 地域振興に貢献する青年農業者をたたえる第八十回中日農業賞の北陸三県の贈呈式が一日、金沢市の中日新聞北陸本社で開かれた。最高賞に次ぐ中日賞を受賞した南一輝さん(34)=勝山市=が受賞者を代表してあいさつし、「賞に恥じることなく、一日一日頑張って仕事に向き合いたい」と今後の意気込みを語った。
 南さんは東京の特許事務所勤務などを経てUターンし、二〇一六(平成二十八)年に父信午さん(66)の開いた南牧場(勝山市)に就農。乳牛管理のIT化などを進め、牛にとって快適な飼育環境づくりや、働きやすく魅力ある酪農経営に取り組んでいることが高く評価された。
 贈呈式では審査委員長の生源寺(しょうげんじ)真一・福島大教授が「南さんは短い期間で、技術、経営、販売面の驚異的な成果を上げている」と講評。「新しい農業を切り開く役割を果たしてほしい」とエールを送った。
 前田昌彦・中日新聞北陸本社代表から賞状と盾などを受け取った南さんは「歴史ある賞を受け、うれしい気持ちがさらに増した」と笑顔で語り、「酪農はゴールのない仕事だが、賞を励みに、日々成長し続けたい」と力を込めた。
 今回の中日農業賞は中部九県の十人が最高賞の農林水産大臣賞や中日賞、優秀賞を受賞。一日の贈呈式ではほかに石川県宝達志水(ほうだつしみず)町の谷口昇さん(37)ら二人に優秀賞が贈られた。残る受賞者七人には名古屋市など三カ所で贈呈式が開かれる。 (今井智文)

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