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仏像の違いに注目 浜松市美術館の寺宝展向け講座

2021年3月2日 05時00分 (3月23日 15時43分更新)
展示予定の仏像について解説する島口直弥さん(左)=浜松市北区で

展示予定の仏像について解説する島口直弥さん(左)=浜松市北区で

 浜松市美術館(中区松城町)の企画展「みほとけのキセキ 遠州・三河の寺宝展」(二十五日〜四月二十五日、中日新聞東海本社など主催)へ向けた学習会「仏像入門講座」が、北区の引佐協働センターであり、事前に申し込んだ約三十人が聴講した。
 講師を務めた同館学芸員の島口直弥さんによると、静岡、愛知両県の各寺から同時に仏像が集まる企画展は初めて。平安時代から江戸時代にかけて造られた仏像を中心に、約五十点が並ぶ予定。
 摩訶耶寺の不動明王立像、方広寺(ともに北区)の文殊菩薩坐像(ぼさつざぞう)、普門寺(愛知県豊橋市)の多聞天立像など十体が重要文化財。平安時代後期作の多聞天立像は通常非公開で、愛知県外初の出展という。島口さんは「七体が寺外初公開。如来、菩薩、明王、天部の四種の違いに注目してほしい」と呼び掛けた。同企画展では、仏像の写真撮影が許される(動画やフラッシュは不可)。前売り券は三月二十四日まで、チケットぴあ、ファミリーマートなどで販売している。 (武藤康弘)

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