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迷走グランパス 運良く残留決めたが…このままではもっと厳しい戦いが待っている [藤川久孝評論]

2019年11月30日 21時10分

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後半、選手へ指示を出す名古屋・フィッカデンティ監督

後半、選手へ指示を出す名古屋・フィッカデンティ監督

30日 明治安田J1第33節 磐田2-1名古屋 (ヤマハ)

 残留はぎりぎりセーフという状況になったが、シーズン中の監督交代が功を奏したという展開ではなかった。下位チームの追い上げがなかったということに、グランパスは助けられた形だ。フィッカ監督就任後7試合で勝ち点6を積み上げたにすぎない。
 監督が代わって、失点のリスクは減ったが、多くの得点は期待できなくなった。磐田戦は、それを物語っていた。ジョーが自陣に戻って守備をこなし、前田も守備に追われ攻撃に力が残っていなかった。危機的状況で、負けないサッカーに方針を変えるのは仕方なかったが、今季の低迷は、監督や選手だけの責任ではなく、クラブ全体の問題だろう。
 方向性が定まらず、補強も中途半端。伸びしろを感じさせる自前の選手も出てくる気配がなかった。運良く残留できそうだが、このタイミングで、クラブの根幹を見直さないと、もっと厳しい戦いが待っている。(愛知東邦大総監督、元グランパスDF)

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