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「表現が過激?」日本アニメ禁止 ロシア、政権の保守化が背景か

2021年3月1日 16時00分 (3月1日 16時00分更新)
2019年3月、モスクワの日本文化イベントでコスプレを披露する女性たち

2019年3月、モスクワの日本文化イベントでコスプレを披露する女性たち

  • 2019年3月、モスクワの日本文化イベントでコスプレを披露する女性たち
  • モスクワで日本アニメのファンが集う専門店
 「表現が過激」「子どもの健全育成を妨げる」−。そんな理由から、ロシアの司法当局が日本アニメを相次いで禁じている。禁止リストには、原作の漫画のシリーズ累計発行部数が3000万に達する「デスノート」などの人気作も。秋葉原的なサブカルチャーが愛されるロシアで、何が起きているのか。 (モスクワ・小柳悠志、写真も)
 ロシア・サンクトペテルブルクの裁判所は一月、検察の申し立てを受けて「デスノート」「いぬやしき」「東京喰種(グール)」などのアニメについて、特定のサイトでの配信を禁じた。
 デスノートは、名前を書いた人間を死に至らしめるノートを軸に展開する。ロシアでは二〇一三年、中部エカテリンブルクで飛び降り自殺した少女(15)がデスノートの漫画を読んでいたとして「有害なアニメ」との見方が出ていた。
 裁判所はデスノートを皮切りに禁止アニメを増やしており、その数は二月末までに十二に上る。漫画の発行部数が世界で累計一億五千万超の「NARUTO−ナルト−」も近く審理される見通し。
 アニメの描写のあり方は以前から議論の的だった。今になって禁止令が出るのはなぜか。
 独立系メディア「メディアゾーナ」によれば、裁判...

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