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原子力災害避難道路を 美浜・新庄から滋賀・高島へ 

2021年3月1日 05時00分 (3月1日 11時51分更新)
美浜町新庄地区と滋賀県高島市を結ぶ道路の重要性を確認した期成同盟会=同町保健福祉センター「はあとぴあ」で

美浜町新庄地区と滋賀県高島市を結ぶ道路の重要性を確認した期成同盟会=同町保健福祉センター「はあとぴあ」で

建設求め期成同盟会設立


 美浜町新庄地区と滋賀県高島市を結ぶ道路の建設を求める期成同盟会が二十八日、設立された。町内の町保健福祉センター「はあとぴあ」で設立総会が開かれ、原子力災害の避難道路としての重要性や高島市との連携の必要性を確認した。
 要望するのは、新庄地区の南部から隣り合う高島市マキノ地区まで、山中をトンネルなどで抜ける最短六キロの道路。現在は町中心部からマキノ地区までは、近隣市町を経由して車で八十分ほどかかる。道路が開通すれば四十分ほどに短縮される。
 関西電力美浜原発など近隣の原子力施設で事故が起きた時、避難道路の一つとなる。観光や産業振興の役割も期待できるという。国は二〇二〇年度に、経路調査費として約一千万円の補助金を町に交付した。
 同盟会は国、県、町の議員や町内各団体の代表者ら約四十人。総会で発起人の戸嶋秀樹町長を会長に選出した。八月から東京や大阪にある関係機関への要望や、高島市側の機運醸成を図るための交流活動を展開する。
 戸嶋町長は「道路の必要性を訴え、必ずや実現させたい」とあいさつした。 (高野正憲)

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