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コロナ収束炎に願う 神事とどんど焼き

2021年3月1日 05時00分 (3月1日 11時39分更新)
ご神体を一つにして行われた勝山左義長まつりのどんど焼き=勝山市の弁天緑地で(福田正美撮影)

ご神体を一つにして行われた勝山左義長まつりのどんど焼き=勝山市の弁天緑地で(福田正美撮影)

勝山左義長まつり


 奥越に春を告げる勝山市の奇祭「勝山左義長まつり」の神事とどんど焼きが二十八日、同市下高島の弁天緑地で営まれた。関係者らはどんど焼きの火に、無病息災や五穀豊穣(ごこくほうじょう)、そしてコロナ禍の収束を願った。
 まつりは例年、やぐらでの太鼓や作り物、絵あんどんで彩られ、多くの屋台も連なり盛大に行われるが、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で規模を縮小して神事のみに。どんど焼きも数を減らし、ご神体一つと正月飾りの積み藁(わら)二つにした。
 弁天緑地にまつりの実行委や十三の区長ら四十人が集まり、神明神社(元町一)の神職による神事に臨んだ。祝詞では例年の祈りに加えてコロナ収束も祈った。
 神事の後、神明神社から運んだ「御神火」を松村誠一実行委員長(71)らがご神体などに着火。地区の正月飾りを積み込んだ六メートルのご神体は、瞬く間に炎に包まれた。ばんばんと燃える音が河原に響き、まだ明るく青い空を焦がした。まつりの告知は行わなかったが、近くの橋からは市民らも見守っていた。
 松村委員長は「(例年の)十万人の集客への対策が難しくこの形にした。来年は三密対策を行い、まつりを実施したい」と話していた。 (平林靖博)

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