本文へ移動

高齢者 交流の場で介護予防 能登島「たきなつの会」活動続け10年超

2021年3月1日 05時00分 (3月1日 10時26分更新)
100歳体操に励む平山外喜子さん(手前)ら=七尾市能登島鰀目町で

100歳体操に励む平山外喜子さん(手前)ら=七尾市能登島鰀目町で

 七尾市能登島鰀目(えのめ)町の介護予防を目指す集い「鰀目たきなつの会」が、町内の高齢者の欠かせない交流の場になっている。発足時に長年親しまれる会になればと願い、住民が愛用した水くみ場「たきなつ」から名前を取り、十年以上活動を続けている。
 二十八日は百歳体操をする日。昔閉鎖した保育所を改修し手すりなどを付けた施設に会員が集まった。ビデオの映像を手本に、手足を動かしていった。それぞれが自分の体力に応じて、手足に重りを付けたり体操の一部を省いたりして、ゆったりした雰囲気で介護予防に励んだ。
 会が発足したのは二〇〇七年六月。新鮮な水が湧き、住民に親しまれた「たきなつ」の名前を取り、会も長年愛されればと願いを込めた。その思いの通り、今も二十四人いるメンバーが毎月八回程度集まり、介護予防体操のほか、町内在住の講師に教わりながら生け花や習字などに取り組んでいる。
 決まった活動を終えた後も、会員は雑談をしたりカラオケをしたりして、くつろぐ。九十歳になった人はちゃんちゃんこを着てお祝いをしてもらい、絆を深めている。世話役の細川あさ子さんは「会員には、子どもと同居していても日中は一人の人が多い。ここでの交流を楽しんでいる」と話す。
 会員の一人、平山外喜子さん(83)は「たきなつは私の生きがい。会の世話をしてくれる人には感謝でいっぱい」と語った。(中川紘希)

関連キーワード

PR情報