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不正署名、誰がなぜ 愛知リコール問題

2021年3月1日 05時00分 (3月5日 11時57分更新)
押収した署名簿入りの段ボール箱を運び出す愛知県警の捜査員=24日、名古屋市中川区役所で

押収した署名簿入りの段ボール箱を運び出す愛知県警の捜査員=24日、名古屋市中川区役所で

  • 押収した署名簿入りの段ボール箱を運び出す愛知県警の捜査員=24日、名古屋市中川区役所で
 愛知県の大村秀章知事のリコール(解職請求)運動の不正署名問題で、署名偽造の実態が続々と明らかになっている。佐賀市内で多くのアルバイトが署名の書き写しに動員されたことが本紙と西日本新聞の共同取材で判明したほか、同一人物が押したとみられる指印の存在も浮上した。県選管の刑事告発を受けた県警は全署名を押収し、捜査を本格化した。問題発覚から二週間が過ぎたが、依然として「誰が」「何のために」の謎が残る。

■指印は

 「指印は押していません」。昨年十月二十日から同月末ごろまでの間に佐賀市内で名簿を書き写すアルバイトをした複数人が、本紙の取材に証言した。
 佐賀市で書き写された署名が愛知県選管に提出されたとすれば、書き写しを終えた十月末ごろから署名提出期限の十一月四日までに、偽造の“仕上げ”とも言える指印の作業が急ピッチで進められたとみられる。
 十一月四日朝、名古屋市内のホテルで署名を市区町村別に仕分けしていたリコール活動団体のあるスタッフは「同一人物が書いたと思われる署名が大量にあり、大半に指印が押してあった」と振り返る。指印の角度や形は同じで、一人が続けて押したように見えた。
 県選管に提出された署名約...

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