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【阪急杯】G1馬の輝き取り戻したレシステンシア 天性のスピード見せつけた圧逃劇に北村友も「勝ててホッと」

2021年2月28日 17時52分

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阪急杯を制したレシステンシア

阪急杯を制したレシステンシア

◇28日 第65回阪急杯(G3・阪神・芝1400メートル)
 「第65回阪急杯」(G3・芝1400メートル)は28日、阪神競馬場で行われ、1番人気のレシステンシアが1分19秒2のコースレコードで圧勝した。スタート直後は2番手に控えたものの、3コーナー手前で主導権を握り、メンバー最速タイの上がり3F33秒8をマーク。後続の追い上げを楽々と封じ、2019年12月の阪神JF以来の勝利を挙げた。北村友は「この馬のリズムで逆らわずにレースしようと思っていたが、スピードの違いで行ってくれた。具合が良かったので無事に勝ててホッとしています」と表情を緩めた。2着は10番人気のミッキーブリランテ、3着は4番人気のジャンダルムが入った。
    ◇     ◇
 2歳G1以来の復活Vは、またしてもレコード勝ち。1分32秒7(芝1600メートル)の2歳コースレコードで制した阪神JF以降4連敗していたレシステンシアが、天性のスピード能力を見せつける圧逃劇。1分19秒2(芝1400メートル)のコースレコードVで、G1馬の輝きを取り戻した。
 「強かったです。2番手でもいいと思っていましたが、途中からスピードの違いでハナへ行ったので、逆らわずに。調教の段階から、すごくいい雰囲気でしたし、勝ててホッとしています」と、1番人気の期待に応えた北村友は胸をなで下ろす。馬なりでハナに立ち、道中はタメ逃げの形で運び、直線入り口でゴーサイン。ジャンダルムが外から馬体を重ねたのも一瞬で、反応鋭くトップギアが入り、一気に突き放した。そこでのリードを保って、2馬身差でフィニッシュ。逃げて上がり3F33秒8の末脚を使われては、後続はなす術もない。
 松下師は「調教で動いていましたし、これで勝てなかったら、どうしていいか分からないと思っていました」と結果が出たことに安堵(あんど)する。この中間は栗東坂路で4F50秒台を2度マーク。ハードな負荷を課したが、それでもプラス8キロと体が膨らんでいた。「増えているからしっかり調教ができる。馬が成長しています」と充実ぶりに目を細めた。
 注目される次走は、高松宮記念(G1・3月28日・中京)で初の芝1200メートルに挑むか、阪神牝馬S(G2・4月10日・阪神・芝1600メートル)からヴィクトリアマイル(G1・5月16日・東京・芝1600メートル)に向かう。「高松宮記念の優先出走権を取りましたからね。状態を見て、オーナーと相談して決めたいと思います」。いずれに向かうにしろ、備えるスピードは最上級。レシステンシアの復活で、今年の短距離界が面白くなった。

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