本文へ移動

<琵琶湖と生きる> 絶景望む飲食店「伊と咲の」、移住の松井さん夫妻

2021年2月28日 05時00分 (2月28日 11時37分更新)
「大正ロマン風」の店内で語り合う松井伊佐雄さん(右)、咲子さん夫妻=いずれも長浜市高月町の伊と咲ので

「大正ロマン風」の店内で語り合う松井伊佐雄さん(右)、咲子さん夫妻=いずれも長浜市高月町の伊と咲ので

  • 「大正ロマン風」の店内で語り合う松井伊佐雄さん(右)、咲子さん夫妻=いずれも長浜市高月町の伊と咲ので
  • 店舗(右)脇から望む琵琶湖の夕焼け=松井さん夫妻提供
  • 淡いピンクや青で彩られた琵琶湖の夕暮れ=松井さん夫妻提供
 淡いピンクや青色に彩られた夕空や琵琶湖、濃紺の空に映えるオレンジ色の夕焼け雲、朝日に染まる葛籠(つづら)尾崎半島の山々−。長浜市高月町の湖畔にある「十割蕎麦&CAFE 伊(い)と咲(え)の」の窓辺では、自然が織りなす無数の絶景を味わうことができる。店を営むのは兵庫県宝塚市から昨年移り住んだ松井伊佐雄さん(57)、咲子さん(54)夫妻。店がある片山集落は高齢化が進むが、山紫水明に魅了された二人が新しい風を送り込んでいる。
 移住前、伊佐雄さんは製薬会社の営業職で、咲子さんは看護師。人や建物が密集する都会から離れたかったという。「水は心を癒やしてくれる」と、瀬戸内海一円を中心に三年間ほど二十、三十軒もの物件を巡り、たどり着いたのが現在店を構える築六十年の古民家だった。
 宝塚市の元自宅は大阪湾が一望できる高台の上に立ち、絶好の夜景スポット。景色には満足していたが、二〇一九年十二月、古民家の脇から見た湖畔の眺めに心を動かされた。「宝塚の景色は人工物。自然にはかなわなかった」。きれいに手入れされた集落の街並みも気に入ったという。
 三月に購入し、直後から二人で庭の手入れを開始。八月には住民票ごと移...

中日新聞読者の方は、無料の会員登録で、この記事の続きが読めます。

※中日新聞読者には、中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井の定期読者が含まれます。

関連キーワード

おすすめ情報

滋賀の新着

記事一覧