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宣言解除、不安は続く 愛知、岐阜の飲食店

2021年2月27日 05時00分 (2月27日 05時01分更新)
緊急事態宣言の影響で客足が遠のいたままの飲食店=26日、名古屋市中村区の「ベヂロカ名古屋本店」で

緊急事態宣言の影響で客足が遠のいたままの飲食店=26日、名古屋市中村区の「ベヂロカ名古屋本店」で

 政府の緊急事態宣言が一カ月半ぶりに解除される愛知県と岐阜県。飲食店は営業時間の短縮を余儀なくされ、売り上げはどん底だ。時短要請の緩和によって客は戻ってくるのか、感染は再び拡大しないのか。関係者の不安はまだ消えそうにない。 (蓮野亜耶、角雄記、藤原啓嗣)
 名古屋・栄の焼き鳥店「友ん家」では二十六日午後六時半ごろ、常連客十人ほどが席の半分を埋めていた。店主の竹川友広さん(49)は「金曜日だからいつもより客は多いけど、たぶん今日はこれで終わり」とつぶやいた。
 新型コロナ以前、売り上げは午前零時前後が最も多かったが、時短の影響で七割減に。宣言の解除について「(時短要請の緩和で)営業時間が一時間延びても、売り上げはほとんど変わらない。協力金が減るだけになりそう」と漏らした。国は歓送迎会などを控えるよう求める構えで「昨年はお盆がだめで、年末年始もだめだった。繁忙期に感染拡大の波が何度も来るのでは、先が見えない」と表情を曇らせた。
 JR名古屋駅近くのダイニングバー「ベヂロカ名古屋本店」ではこの日夕方、女性客三組の計七人が食事していた。店長の田鍋晃司さん(28)は「こんなに人が入るのは久しぶり」と明...

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