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東京のアンテナショップ 県 1店舗に集約 

2021年2月25日 05時00分 (2月25日 09時53分更新)
銀座にある「食の國 福井館」。1年余り後に移転し、県の新たなアンテナショップとしてスタートを切る

銀座にある「食の國 福井館」。1年余り後に移転し、県の新たなアンテナショップとしてスタートを切る

  • 銀座にある「食の國 福井館」。1年余り後に移転し、県の新たなアンテナショップとしてスタートを切る
  • ビジネス支援拠点に特化する計画の「ふくい南青山291」

 銀座・日本橋22年春に新設 南青山はビジネス支援

 県は東京の南青山と銀座に二店舗を構えているアンテナショップについて、二〇二二年度に再編する方針を固めた。店舗を一つに集約し、銀座・日本橋エリアで好条件の物件を探して二二年春の開店を目指す。南青山店は、機能を店舗からビジネス支援に特化させる。 (尾嶋隆宏)
 二店舗は南青山店「ふくい南青山291」と、銀座店「食の國(くに) 福井館」。ともに福井県の魅力的な産品を都内で買える店として運営している。南青山店が食品の他に眼鏡などの工芸品も扱っているのに対し、銀座店は福井の食専門という違いがある。
 計画によると、二店舗とも今後一年余りは現状の運営を続け、二二年三月でいったん閉める。ショップ機能は銀座店に集め、銀座・日本橋エリアでより広い賃貸建物を見つけて、同年春ごろに県アンテナショップの新たなスタートを切る。都内で福井への観光を発信していくための拠点の役割も担わせる。移転先の物件は二一年度中に探す。
 南青山店は、今借りている建物の内装工事を行い、二二年秋ごろに複数の企業が共用する貸事務所「シェアオフィス」として再出発する。県内企業に東京支店などとして活用してもらうほか、企業間連携の誘発を狙って都内を含めた県外企業の利用も受け入れていく。
 県では準備のために必要な経費を、二一年度当初予算案などに計六億四千万円(うち二億五千万円は二一年度運営費)盛り込み、開会中の二月定例県議会に提案している。
 県産業政策課によると、南青山店は〇二(平成十四)年、銀座店は一三年にオープンした。今年八月に南青山店、二二年三月に銀座店の賃貸借契約がそれぞれ満了となるため、このタイミングに合わせた再編を考えていた。有識者らでつくる「首都圏におけるアンテナショップのあり方検討委」(一九年一月設置)の意見も反映した。南青山店は同契約を更新することになる。

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