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松山英樹の「きっかけ」見つかるのはそう遠くない【ゴルフ・武川玲子コラム】

2021年2月24日 06時05分

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松山英樹=AP

松山英樹=AP

 松山英樹が先週のジェネシス招待(カリフォルニア州・リビエラCC)で今季2度目の予選落ちを喫した。珍しく2日目に巻き返すことができなかった。
 「グリーンに着くまで全部悪い」。松山は要因としてショットを挙げる。最も得意とするアイアンショットの精度が振るわない。ラウンド中に何度もシャドースイングを繰り返していたから、何かに取り組んでいることがあるのだろう。
 さすがに予選落ちの直後は悔しさから珍しくインタビューを受けなかった。だが大会中は調子が悪い中でも明るい表情をよく見せていた。
 スイングコーチの目沢秀憲さんが今大会の2週前から米国に来ている。目沢さんとは今季からタッグを組む。松山がコーチを付けるのは初めてのことだ。
 前週は初めて米国でオフウイークを一緒に過ごした。「常にいろいろなことを試して変えている」と言う松山にとって、小さなスイング改造は日常的なことだ。それでも仲間が増えると練習の楽しみも増えるのだろうか。初日は午前のプレーを終えた後の練習場でコーチ、キャディーを交えてじっくりとスイングを調整していた。真剣に話し込みながらも、楽しく笑い合う姿が印象的だった。
 今大会で結果は出なかったが、課題のパッティングは「先週やっていたことでうまく入ってくれた。でも入る入らないじゃなくて、これを続けていきたい」と腰を据えて取り組む姿勢を示す。ショットに関しては「先週仕上がったと思ったが、試合になったら全然ダメだった」と話すから、練習ではその手応えを得ているようだ。
 仲間と笑いあえれば、きっとリラックスして次戦に臨める。「きっかけ」が見つかるのはそう遠くないに違いない。(全米ゴルフ記者協会会員)
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