【ラグビーTL】トヨタ自動車・三浦が開幕戦で手応え 次節NTTコム戦に「気を緩めず貪欲に戦いたい」
2021年2月24日 06時00分
ラグビー・トップリーグ(TL)のトヨタ自動車は23日、オンライン会見に応じ、プロップの三浦昌悟(25)は1点差で逃げ切った東芝との開幕戦で互角以上に渡り合ったスクラムに手応えを得たようで、次節のNTTコム戦(28日・ユアスタ)に向け「気を緩めずに、貪欲に戦いたい」と話した。
今季はコロナ禍でスクラムの練習ができず、本格的に人と組めるようになったのはTL開幕の1カ月ほど前だった。不安を抱えての開幕戦。強力FWで鳴らす東芝とのスクラムに、三浦は好感触を得た。
「ひもを解いていけば、姿勢の部分が強くなった」。スクラムを組めない間、後方からの力を最大限に伝えられるよう体の姿勢づくりに没頭した。一人で考え過ごした時間があったからこそ、伸ばすことができた一面でもある。
2019年W杯日本大会は最終選考で日本代表入りを逃す悲哀を味わった。代表は6月に全英代表「ブリティッシュ&アイリッシュライオンズ」との初対戦が予定される。代表入りにはチームでの活躍が最低条件だ。
東海大出身で入団4年目の25歳。スクラムには不満の残るシーズンが多いといい、「リーダーシップをとってアピールしたい」とチームのスクラム強化にも目を向けていく考えだ。
「ワンプレー、ワンプレー、10秒、10秒集中することを心掛けている」。目指すところがあるから、毎日の小さな積み重ねも無駄にできない。
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