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あまいトマト、おやつに食べて 湖南「ROPPO」が特殊農法で栽培

2021年2月24日 05時00分 (2月24日 05時00分更新)
アイメック農法で高糖度のトマトを育てる今井さん=湖南市岩根で

アイメック農法で高糖度のトマトを育てる今井さん=湖南市岩根で

 甲賀市水口町の農産物生産販売「るシオールファーム」の若手社員が、特殊なフィルムを使った「アイメック農法」で、高糖度のトマトを育てている。新たな成長分野にと、六人の若手社員で子会社「ROPPO(ロッポ)」を設立した。代表の今井大智さん(26)は「おやつに出してもいいスイーツのようなトマト。多くの人に食べてもらいたい」と話す。 (島将之)
 湖南市岩根にあるハウスでは、真っ赤に色づいたトマトの収穫が最盛期を迎えた。県内では導入例が少ないアイメック農法は、水と養分だけを通すナノサイズ(一ナノメートルは十億分の一メートル)の穴が空いた特殊なフィルムの上で植物を栽培する。根が求める養分だけを与え、余計な水分や雑菌を通さない。水分ストレスを掛けることで高糖度に育つという。
 ハウスを整備した異業種の大阪の企業が、昨年夏に撤退。温度管理や決まったタイミングでの施肥が機械で自動化されていて、使われないのはもったいないと引き受けを決めた。二十二〜二十七歳の同僚と六人で資金を出し合い、父敏(さとし)さん(53)が営むファーム社も協力。事業資金一千万円を確保し、設備を買い取った。
 昨年十二月から、ミニトマトに...

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