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<学ぼう!ワクチン 新型コロナと闘う> (中)ファイザー製、効果は?

2021年2月24日 05時00分 (2月24日 09時35分更新)
 「発症を予防する効果は95%」。国内で医療従事者への接種が行われている米ファイザー社製の新型コロナウイルスワクチンを巡ってよく聞くフレーズだ。
 接種した百人のうち、九十五人で発熱やせきといったコロナの症状が出なかったということ? それは間違い。
 同社の臨床試験では、参加者約四万四千人を無作為に分け、ほぼ半数にワクチンを、半数に生理食塩水の偽薬を打った。偽薬を使うのは、心理的な影響などで起きた反応を取り除き、何がワクチンの成分で起きた反応かを明らかにするためだ。
 ワクチンは、接種したかどうかで効果の有無を測ることはできない。病気やけがの場合は、投与されて良くなれば効いたと実感できる。しかし、健康な人に接種するワクチンは、打たなくても発症しない人がいる。
 ファイザー製は三週間の間隔を空け、計二回打つのが基本だ。二回目の接種から七日目以降に発症した人数を見ると、偽薬で百六十二人、ワクチンを打った人で八人。発症リスクは二十分の一、言い換えると百分の五に減ったといえる。これが「発症を予防する効果は95%」の意味だ。名鉄病院(名古屋市)の予防接種センター長、菊池均さん(57)は「他の病気のワクチ...

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