故人の署名8000人、古い名簿流用か 愛知知事リコール不正

2021年2月23日 20時04分 (2月23日 20時06分更新) 会員限定
 愛知県の大村秀章知事のリコール(解職請求)運動で偽造の疑いがある大量の署名が提出された問題で、既に死亡している人の署名約8000人分が含まれていたことが、関係者への取材で分かった。署名活動が始まった昨年8月25日時点で既に死亡しており、勝手に名前を書かれていた。古い名簿が流用された可能性がある。
 関係者によると、署名集めをする「受任者」の欄にも死者の名前が書かれていた。これらの署名がどのように偽造されたかは不明だが、本紙の取材では、佐賀市内で何らかの名簿をリコール活動団体の署名簿に書き写したアルバイトは、受任者欄にも名簿の名前を書き込んでいたことが分かっている。
 県内の各市区町村選管には、計約43万5000人分の署名が提出され、このうち83・2%の約36万2000人分が無効だった。無効な署名のうち、選挙人名簿に登録されていない人の署名は約48%あり、死者や既に転居した人の署名も含まれていた。

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