【巨人】「一発で仕留められた」 2軍降格危機の秋広優人が二塁打2本で“進撃開始” 原監督のアドバイスで復調
2021年2月23日 19時45分
◇23日 練習試合 ヤクルト5―10巨人(ANA BALLPARK浦添)
巨人のドラフト5位、秋広優人内野手(18)=二松学舎大付高=が二塁打2本をマークした。4回先頭で左中間二塁打を放ち、5回は無死二塁で中越えの適時二塁打。対外試合で初の長打&マルチ安打に「甘く来たボールを一発で仕留められた」と笑顔を見せた。
2軍スタートの宮崎で結果を残して1軍昇格。だが、沖縄では前日までの実戦4試合で11打数1安打だった。復調のきっかけをつくったのは原監督だ。「バットの出だけ。ちょっと構える位置をね」。数日前、投手方向へ倒れていたヘッドをやや立てるようにアドバイス。その効果はてきめんだった。
巨人の高卒新人の開幕スタメンは、1959(昭和34)年の王貞治が最後。馬場正平(ジャイアント馬場)以来となる日本人2メートル超の18歳は、62年ぶりの快挙に向け、沖縄で再び大きな存在感を見せ始めた。
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