「面白い試合になる」県岐阜商・鍛治舎監督が”大会ナンバー腕”認定の市和歌山・小園対策に自信【センバツ】
2021年2月23日 18時53分
第93回センバツ高校野球大会(3月19日開幕・甲子園)の組み合わせ抽選会が23日、オンライン形式で開かれ、出場32校の初戦の対戦相手が決まった。プロ注目の小園健太投手(2年)を擁する市和歌山との対戦が決まった県岐阜商の鍛治舎巧監督(69)は「32校で一番いいボールを投げていた」と”大会ナンバー腕”に認定しながらも、小園対策に自信をのぞかせた。
◇ ◇ ◇
難敵との対戦が決まっても、古豪復活を目指す県岐阜商の名将に恐れはなかった。「小園君は、秋の段階では32校の中で一番良いボールを投げていたという印象。でも、誰と当たろうが打たないと勝てない。うちの選手は経験もあるし、成長もしている。面白い試合になる」
市和歌山は小園だけでなく、バッテリーを組む松川も高校通算31本塁打を誇り、大会屈指の強打者としても注目を集めている優勝候補。それでも「最強の公立校」の座を譲るつもりは全くない。
「うちは野手のほとんどが、スイングスピードが146キロを超えてきているし、投手も5人が141キロ以上の速球を投げる。投手も野手も層が厚くなり、臨戦態勢はいつでもとれる」
選手も、好敵手との対戦を心待ちにする。「4番・捕手」の高木翔斗主将(2年)は「目標は日本一。スイングの速さは負けていないと思うし、どんな投手でも圧倒したい」と意気込む。エース左腕の野崎慎裕(同)も「高木が日本一の捕手であると証明するため最少失点に抑えたい」と注目バッテリーのお株を奪う好投を誓う。
昨秋は、市和歌山と予定していた練習試合が悪天候の影響で中止になった。半年越しの対戦の舞台が甲子園。知将率いる美濃の精鋭は、大会屈指のバッテリーを攻略する決意だ。
【初戦組み合わせ】
第1日
(1)神戸国際―北海
(2)明徳義塾―仙台育英
(3)健大高崎―下関国際
第1日
(1)神戸国際―北海
(2)明徳義塾―仙台育英
(3)健大高崎―下関国際
第2日
(1)宮崎商―天理
(2)三島南―鳥取城北
(3)東海大相模―東海大甲府
(1)宮崎商―天理
(2)三島南―鳥取城北
(3)東海大相模―東海大甲府
第3日
(1)具志川商―八戸西
(2)福岡大大濠―大崎
(3)明豊―東播磨
(1)具志川商―八戸西
(2)福岡大大濠―大崎
(3)明豊―東播磨
第4日
(1)市和歌山―県岐阜商
(2)智弁学園―大阪桐蔭
(3)広島新庄―上田西
(1)市和歌山―県岐阜商
(2)智弁学園―大阪桐蔭
(3)広島新庄―上田西
第5日
(1)東海大菅生―聖カタリナ
(2)柴田―京都国際
(3)常総学院―敦賀気比
(1)東海大菅生―聖カタリナ
(2)柴田―京都国際
(3)常総学院―敦賀気比
第6日
(1)中京大中京―専大松戸
(1)中京大中京―専大松戸
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2021年2月26日