古民家の宿 魅力感じて 志賀・熊野 地域協議会が運営へ

2021年2月23日 05時00分 (2月23日 11時39分更新)
空き家活用について語り合う(右から)井上保英さん、梢正美さん、三谷正弘さん=志賀町谷神で

空き家活用について語り合う(右から)井上保英さん、梢正美さん、三谷正弘さん=志賀町谷神で

  • 空き家活用について語り合う(右から)井上保英さん、梢正美さん、三谷正弘さん=志賀町谷神で
 志賀町熊野地区の地域おこしに取り組んでいる「くまの地域づくり協議会」は、住民から譲り受けた同町谷神(やちかみ)の築七十年以上の古民家を一棟貸しの宿として活用し、今後練るガイドツアーや暮らし体験など、地域の魅力を感じる拠点とする。三月末までに一般社団法人「のとくまの」を協議会の中核組織として立ち上げ、宿を管理運営する。
 協議会は、高齢化や人口減少により、地区の空き家や耕作放棄地が増えていることから、地区の風景や暮らしに魅力を感じる人を呼び込んで継承につなげようと模索している。活動を続けるためには、収益性の確保も重要だと捉えており、宿を柱の一つに据える。
 法人の代表理事に就く梢(こずえ)正美さん(51)は、子どもを招いた草木染体験などを企画してきた。「不安はたくさんあるが、地域の人と一緒になって里を守りたい」と抱負を語る。協議会の井上保英(やすふさ)代表(72)も「過疎化の波をちょっとでも食い止めるために利用できれば。われわれが気付かない魅力を外からの目で見いだしてほしい」と願う。
 譲った三谷正弘さん(65)によると、家は妻の実家だったといい「取り組みの中で活用してもらえれば。協力できることはしたい」と話した。(林修史)

関連キーワード

PR情報

石川の新着

記事一覧