小林化工の必要性高い9製品 県、停止対象から除外

2021年2月23日 05時00分 (2月23日 09時42分更新)

 県は二十二日、違法な方法で製造した薬で健康被害を招き、過去最長となる百十六日間の業務停止命令を出したあわら市の製薬会社「小林化工」の製品のうち、必要性の高い九製品を停止命令の対象から除外したと発表した。
 このうち二製品は、同社が矢地工場で製造し、日本化薬(東京)が出荷販売する抗がん剤「テモゾロミド錠」(二十ミリグラムと百ミリグラム)。ジェネリック医薬品(後発薬)としてのシェアが100%を占め、他社が製造を始めるまでの間、除外される。製造、試験には日本化薬関係者が立ち会い、品質を保証する。
 他の七製品は、抗てんかん薬や、人工透析時の血液凝固を防ぐ薬などで、小林化工が他社に製造と品質試験を委託している。県によると、シェアが高く代替品の用意が難しい。除外は業務停止期間が終わるまで。九製品はいずれも市販されておらず、処方箋が必要。 (浅井貴司)

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