長期間の未利用口座 浜松いわたなど3信金も4月から手数料

2021年2月23日 05時00分 (2月23日 05時01分更新)
 浜松いわた(浜松市中区)、しずおか焼津(静岡市葵区)、静清(同)の三信用金庫は四月から、長期間取引がない「未利用口座」を対象に年間千三百二十円の管理手数料の徴収を始める。既に静岡(同)など地方銀行三行と三島(三島市)など二信金が同様の仕組みを導入しており、県内の地銀・信金の半数超が徴収に踏み切ることになる。 (伊東浩一)
 管理手数料の徴収は、使われていない口座が犯罪など不正に利用されるのを防ぐのが目的。長引く低金利で経営環境が厳しさを増していることを背景に、口座を維持するコストの負担を顧客にも求める動きが金融機関の間で広がっている。
 新たに導入する三信金とも、現時点で未利用状態となっている口座に手数料を適用するのではなく、四月一日以降に新規開設した普通預金口座などで、二年以上にわたって預け入れや払い戻しがない場合に徴収する。口座残高が一万円以上ある場合や、口座のある支店で借り入れや預かり金融資産などの取引がある場合は対象外となる。
 手数料徴収の対象となったことを事前に文書で通知し、その後も約三カ月間取引がなければ、口座残高から手数料分を引き落とす。足りなくなったら残額全てを引き落として自動的に解約する。
 浜松いわた、静清両信金は併せて、使っていない口座の解約手続きが円滑にできるよう、残高一万円未満の普通預金は運転免許証などの本人確認資料があれば、印鑑不要で解約ができるようにする。

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