つるし雛に健康願い 浜松市西区・中村家住宅で展示 

2021年2月23日 05時00分 (2月23日 05時03分更新)
雛壇の脇に飾られた「つるし雛」=浜松市西区雄踏町の中村家住宅で

雛壇の脇に飾られた「つるし雛」=浜松市西区雄踏町の中村家住宅で

  • 雛壇の脇に飾られた「つるし雛」=浜松市西区雄踏町の中村家住宅で
 浜松市西区雄踏町宇布見の国指定重要文化財「中村家住宅」で、桃の節句に合わせ、厄よけや子どもの健康を願った人形をひもにつなげる「つるし雛(びな)」が展示されている。約三百三十年前の建築様式を復元した日本家屋に色とりどりのつるし雛が花を添えている。 (中田弦)
 つるし雛は伊豆の稲取温泉が発祥で、雛壇の両脇に飾る風習。中村家住宅では、五年ほど前に飾ったことがあり、今年はコロナ禍で少しでも明るい話題を届けようと企画した。
 約三十〜百五十センチのつるし雛を三十本ほど置いた。絹織物を縫い合わせた人形は五十種類あり、子どもが元気に育つように願った「這(は)い子人形」や虫が付かないようにするトウガラシなどさまざま。
 中村家住宅の女性管理人(72)は「一般的な雛飾りとは違う風情がある。中村家住宅を知ってもらうきっかけにもなれば」と来場を呼び掛ける。
 つるし雛は三月十四日まで、中村家住宅が開館する金、土、日曜、祝日に見ることができる。入場料は一般二百円、七十歳以上と中学生以下は無料。

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