発生メタンガスをエネルギー活用 袋井で実証実験へミーティング

2021年2月23日 05時00分 (2月23日 05時03分更新)
キックオフ・ミーティングで関係者と意見を交わす原田英之市長(右)ら=袋井市役所で

キックオフ・ミーティングで関係者と意見を交わす原田英之市長(右)ら=袋井市役所で

  • キックオフ・ミーティングで関係者と意見を交わす原田英之市長(右)ら=袋井市役所で
 稲わらやメロンなどの残渣(ざんさ)から発生するメタンガスをエネルギーとして活用するGET(ガス・エネルギー・田んぼ)システムの実証実験が、袋井市で始まる。中心となるユニバーサルエネルギー研究所(東京都)や名城大(名古屋市)、袋井市役所などをオンラインでつないだキックオフ・ミーティングで、事業計画や役割分担などを確認した。 (土屋祐二)
 GETシステムは、稲作や温室メロンの生産過程で発生する稲わらやつる、茎などの残渣を水田にすき込み、水に漬けることで発生するメタンガスを回収。それを主に発電の燃料として活用する研究。ユニバーサルエネルギー研究所や袋井市在住の大場正春・名城大名誉教授らによって研究が進められてきた。
 この取り組みが国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構の二〇二〇年度補助事業として採択されたことから、袋井市で農業分野での実用化に向けた調査・研究を行うことになった。実験には、市や県温室農協クラウンメロン支所(袋井市小山)などが実証場所の調整や発電のための資源となるメロンのつるの提供などで協力する。
 ミーティングで原田英之市長は「実験のフィールドとして袋井を選んでいただいたことに感謝します。みんなの力と情熱で事業を前に進めていきたい」と述べ、意欲を示した。
 市ごみ減量推進課の担当者は「実用化されれば、温室効果ガスの削減やバイオマスの利用促進など循環型社会の形成に大きく寄与する」と話している。 

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