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徘徊高齢者保護 QR付きシール 朝日町、砺波市 4月から配布

2021年2月23日 05時00分 (2月23日 11時13分更新)
QRコードに朝日町のゆるキャラ「ヒスイ太郎」をあしらったシールのデザイン案

QRコードに朝日町のゆるキャラ「ヒスイ太郎」をあしらったシールのデザイン案

読み取ると 介護者にメール

 朝日町と砺波市は四月から、認知症で徘徊(はいかい)癖がある高齢者らの保護のため、QRコードを記載したシールを町に登録した介護者に配布する。高齢者を発見した人がQRコードをスマートフォンなどで読み込むと、介護者らに地図付きの発見通知メールが送られる。両市町によると、現在、県内で導入している自治体はない。北陸では福井県鯖江市、石川県宝達志水町が採用しているという。
 朝日町では、QRコードで読み取れる情報に個人情報はなく、高齢者をニックネームで登録する。発見者には身体的特徴や「耳が遠いから、ゆっくり大きな声で話し掛けて」など、発見者への保護時の注意事項が伝えられる。シールは帽子や着用する機会が多い衣服、かばんなどに貼り付ける。対象高齢者一人あたりに洗濯できるシール三十枚と蓄光シール十枚を配る。
 町によると、二〇二〇年十月現在、全国二十九都府県百十市町村が導入している。
 砺波市では、高齢者が行方不明になったとき、郵便配達や新聞配達など外回りの事業者に協力を依頼する仕組みに登録している四十七人を対象とする。担当者は、マークが周囲の人に見守りを促すことも期待している。 (松本芳孝、松村裕子)

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