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子どもたち コロナ禍に負けず 体 こう使おう 

2021年2月22日 05時00分 (2月22日 11時00分更新)
ハードルを使ったトレーニングを紹介する元オリンピアンの大森重宜さん(右)=七尾市南ケ丘町で

ハードルを使ったトレーニングを紹介する元オリンピアンの大森重宜さん(右)=七尾市南ケ丘町で

能登リトルシニア 五輪陸上出場 大森さん指導


 一九八四(昭和五十九)年のロサンゼルス五輪に出場した元陸上選手の大森重宜(しげのり)さん(60)が二十一日、七尾市南ケ丘町の旧七尾工業高校のグラウンドを訪れ、中学生硬式野球チーム「能登リトルシニア」の選手らを指導した。投球や打撃など全ての動きに通じる体の使い方などを解説。「ゆっくりでいい。反復し、無意識にできるまで練習を」と「金言」を授けた。
 「いい選手は体の使い方が上手。言い換えれば、何事もうまくなるためには、自分の体を上手に使えないといけない。できない自分をかわいいと思って、明るい気持ちでやりましょう」。冒頭、大森さんは輪になった選手に呼び掛けた。
 「これをやるだけで球速が十キロ上がる」とハードルを使ったトレーニングを紹介。ハードルに対して横向きに立ち、片脚ずつまたぐことで股関節が柔らかくなるほか、尻の筋肉を鍛えられるという。「今まで見てきた中で、(プロ野球ヤクルトの)奥川恭伸投手が断トツに股関節の使い方が上手だった」と振り返った。
 金沢星稜大教授でもある大森さん。速く走る、速い球を投げるために必要な筋肉を詳細に解説し「大事なのは地面から反力をもらうこと。そのためには体のばねが重要。そこで宿題。縄跳びをしよう」と語りかけた。
 春からチームに加わる小学六年生を含め小中学生二十三人が参加。スキップやジャンプ、ダッシュとさまざまなメニューをこなした。穴水町穴水中学校二年の井上輝心さん(14)は「お尻が痛い。ちょっとだけ、こつをつかめた」と笑みを浮かべた。 (稲垣達成)

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