「署名偽造は懲役」全戸にチラシ 愛知・東栄町、透析再開求める住民「萎縮」

2021年2月22日 05時00分 (2月22日 09時25分更新) 会員限定
村上町長の後援会が配布したチラシ

村上町長の後援会が配布したチラシ

  • 村上町長の後援会が配布したチラシ
 愛知県東栄町運営の診療所が人工透析を中止したことなどを巡り、住民団体が透析再開などを求める署名活動を行ったことに対し、村上孝治町長の後援会が「署名の偽造や数の水増しは三年以下の懲役か禁錮または五十万円の罰金」などと記したチラシを町内に全戸配布したことが分かった。住民団体は「住民を萎縮させる目的だ」と反発している。 (山谷柾裕)
 町は昨年三月、人口減少を理由に診療所の東栄医療センターで透析を中止。建て替え後の二〇二二年度に入院病床もなくす方針を決めた。これに対し、住民団体の「東栄町人工透析・入院を守る会」は昨年十二月〜今年一月、センター設置条例を改正して透析再開や入院病棟維持を求める直接請求の署名活動を行った。
 この直接請求に必要な署名は五十五人分で、町選管は二月九日、大幅に上回る九百七十八人分を有効と告示。町民が署名簿を確認できる十〜十六日の縦覧期間中、町長の後援会が町内全千四百戸にチラシを郵送した。内容は、大村秀章知事の解職請求(リコール)署名で県選管が83%を無効と発表した本紙記事を載せ、「知らないうちに巻き込まれてるかも? あなたは大丈夫ですか…」などと記している。
 村上町長は...

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