押収メモには間取り図、住宅侵入盗「狙い撃ち」 現金被害額6億円、ワーストの愛知

2021年2月22日 05時00分 (2月22日 09時23分更新) 会員限定
押収された見取り図。家族構成や間取り図が記され、図上部の金品の在りかには丸印で「金」と書かれていた=愛知県警提供

押収された見取り図。家族構成や間取り図が記され、図上部の金品の在りかには丸印で「金」と書かれていた=愛知県警提供

  • 押収された見取り図。家族構成や間取り図が記され、図上部の金品の在りかには丸印で「金」と書かれていた=愛知県警提供
 昨年一年間に愛知県内で住宅を狙った侵入盗の現金被害額は、全国ワーストの約六億円に上ったことが県警の集計で分かった。犯行グループは手当たり次第に泥棒に入るのではなく、高額な金品がある住宅を「狙い撃ち」している。狙う先を入念に調べて犯行に及んでいる実態が、県警の捜査で明らかになりつつある。 (河北彬光、清水裕介)
 ※窃盗グループが住宅を下見する様子を捉えた防犯カメラ映像を愛知県警が公開しました。
 「夫 50代 出勤時間9時30分〜」
 「妻 50代 出勤9時30分〜(パート) 基本的に家に居る事が多い」
 ある住宅の家族構成や行動パターンなどを記したA4用紙の手書きメモ。県警が最近の捜査で窃盗グループから押収したものだ。間取りまで描かれ、金品の保管場所は丸印で「金」とある。捜査関係者は「狙い先の住宅を事前に調べ、金品の在りかまで把握していたとみられる」と話す。
 県内の住宅侵入盗被害は件数が年々減る一方、一件当たりの被害額は増え、高止まりしている。窃盗グループが「狙い撃ち」で効率的に多額を盗む傾向が強まっているためだ。昨年は民家から約二億円が金庫ごと盗まれる被害もあった。
 捜査で判明した窃盗グ...

中日新聞読者の方は、無料の会員登録で、この記事の続きが読めます。

※中日新聞読者には、中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井の定期読者が含まれます。

関連キーワード

PR情報