旧北国街道 冊子とぶらり 金沢城から大聖寺への55キロ

2021年2月22日 05時00分 (2月22日 05時02分更新)
宿場町の歴史などを交えて旧北国街道を紹介する冊子=野々市市本町で

宿場町の歴史などを交えて旧北国街道を紹介する冊子=野々市市本町で

  • 宿場町の歴史などを交えて旧北国街道を紹介する冊子=野々市市本町で

加賀地域連携会議 宿場町の見どころ掲載


 加賀、小松、能美、白山、野々市の五市と川北町でつくる加賀地域連携推進会議(通称・オール加賀会議)は、旧北国街道を紹介する冊子「北国上(かみ)街道をあるく」を作成した。金沢城を起点に加賀市大聖寺に至る約五十五キロを紹介している。同会議が旧北国街道を広域観光の舞台として冊子でPRするのは初めて。(吉田拓海)
 旧北国街道は江戸時代、京と江戸を結ぶ旧中山道の「脇街道」として整備された。現在の長野県軽井沢町にある「追分宿(おいわけしゅく)」で中山道と分岐し、新潟、富山、石川、福井各県を経由して、滋賀県彦根市の「鳥居本宿(もとじゅく)」で中山道と再び合流する。加賀藩政期には参勤交代の道としても使用された。
 冊子はA4判カラー印刷の巻き三つ折りで、旧街道のうち、金沢市から京都市へ向かう上街道を紹介。野々市、松任、寺井、小松など旧宿場町の歴史や見どころを、散策地図を添えて掲載している。街道沿いに設置された一里塚や後世にできた記念碑も解説している。
 気軽に旧街道を散策してもらおうと、「電車で行こう北国上街道」と題し、JR金沢駅を起点にした三つのモデルコースも提案。野々市宿を巡るコースでは、北陸鉄道石川線の野々市工大前駅で下車し、JR野々市駅までの約六キロのコースを紹介している。
 一万部を金沢駅や県内の観光案内所などで配布している。製作に携わった野々市市観光物産協会の職員は「魅力ある街道沿線の町を歩き、歴史のロマンを感じてもらえれば」と話している。

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