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第227回 荒井里奈さんのスピーチ

2018年3月18日 17時30分 (5月27日 04時35分更新)
3月18日、名古屋市の愛知県がんセンター中央病院で開かれたシンポ「いつまでも食べる楽しみを支えたい」(愛知県歯科衛生士会主催)。シンポジストとしてマイクを握った荒井里奈さん(43)=岐阜県高山市=は、無言のままパワーポイントの最初のページをスクリーンに映しました。
続いて、もう1枚。
張りつめた空気がふっと和むのを見計らって、荒井さんは「こんにちは、荒井と言います。今日はよろしくお願いします」と話し始めました。
3年前に舌下腺に「腺様嚢胞がん」(ACC)という珍しいがんが見つかり、愛知県がんセンター中央病院で、舌の大半とあごの一部を切除。7ヵ月入院。
一時は、水を飲むことも難しい状態で、食事が苦痛になり、絶望感に襲われたが、同病院内の嚥下障害をかかえる患者たちの集まり「つばめの会」に参加し、先輩患者たちが再び食べられるようになった姿を見て、励まされたこと。胃ろうを造設し、職場復帰して、たくさん話したり、笑ったりしたことがいいリハビリとなり、食べる機能、話す機能が回復していったこと。
料理のレパートリーや外食体験も紹介し「これからも、食べることをあきらめずに、工夫を重ねていきたい」と締めくくりまし...

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