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5人そろって甲子園へ 敦賀気比 中学時代から チームメート

2021年2月21日 05時00分 (2月21日 10時06分更新)
 
第九十三回選抜高校野球大会(三月十九日、甲子園球場で開幕)に出場する敦賀気比に、中学生時代からのチームメート五人がスターティングメンバーに名を連ねる。彼らは当時から守備の要のセンターラインを担い、打順も同じだ。要所で光る抜群の連携を夢舞台でも見せていく。 (谷出知謙)
 いずれも京都府出身で捕手の長尾朝陽(あさひ)、二塁手の東鉄心(てっしん)、遊撃手の前川誠太、左翼手の森田世羅(せら)、中堅手の大島正樹の五選手。中学時代は硬式クラブチームの京都嵐山ボーイズでプレーした。進路はそれぞれが決め、たまたま敦賀気比に進学することに。新チームになり、全員そろってスタメンに入った。
 「守備はやりやすい。互いに信頼している」と大島主将が言う。特に東、前川両選手の二遊間コンビは小学校から同じチームで競い合い父親はいずれも京都嵐山ボーイズの指導者。前川選手は「コミュニケーションを取らなくてもプレーが分かる」と相棒を頼りにする。

 昔からの仲間だからこそ、互いに高め合う関係でもある。高校入学後すぐに一軍に上がった大島、前川両選手に追いつこうと、残る三人は厳しい練習に食らい付いて力を伸ばした。東、森田両選手は一年秋から公式戦のメンバー入り。けがで出遅れた長尾選手は新チームになり、正捕手の座をつかんだ。
 「前川や大島は打球の質が違うし、東や森田もボールのとらえ方が違う。もっと振らないと」と長尾選手。四人は一〜四番の上位打線を担い、いずれも打率4割を超えた。自身は九番打者。この冬はウエートトレーニングで体をいじめ、一日千回バットを振っても自主練習に励んだ。捕手としても、今大会出場校すべての試合動画を見て研究を重ねている。
 二十三日に組み合わせ抽選会があり、初戦の対戦校が決まる。森田選手は「甲子園はあこがれの場所。緊張するけど楽しみ」と活躍を誓った。

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