見出しや表現力向上 NIE取り組む教諭ら静岡で活動報告

2021年2月21日 05時00分 (2月21日 05時02分更新)
NIEの取り組みを報告する湖西市白須賀小教諭=静岡市駿河区で

NIEの取り組みを報告する湖西市白須賀小教諭=静岡市駿河区で

  • NIEの取り組みを報告する湖西市白須賀小教諭=静岡市駿河区で
 学校の授業に新聞を活用する「NIE」に取り組む教諭による報告会が二十日、静岡市駿河区の静岡新聞放送会館であった。
 NIEの実践校に指定されている県内の小中高校八校の教諭が登壇。二、三年にわたって校内で続けてきた活動をスライドを用いて報告し、子どもたちに養われた力や見えてきた課題について言及した。
 湖西市白須賀小の加藤健太郎、鈴木芳樹両教諭は、自分の思いを表現することができない、といった児童の課題の改善に新聞を活用。気になった記事を発表したり、新聞の見出しをつけたり、時事問題に触れる場をつくった結果、「教師の求める回答ばかりではなく、自分の思ったことを話す児童が増えた」と成果を語った。
 浜松西高の吉田忠弘教諭は、特定の教員の努力や熟練に頼らない「持続可能なNIE活動」を目指す必要があると強調。授業中の「新聞タイム」での実践を通じて「新聞に触れる環境をつくれば生徒は積極的に読む姿勢がみられた。他教科の授業でも、新聞を用いた授業展開がみられた」と成果を述べた。課題として、「新聞紙」というメディアの将来を考え、デジタル化の進行への対応も必要だと指摘した。 (板倉陽佑)

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