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不安、差別…重なる災禍 原発事故とコロナで福島にアンケート

2021年2月20日 05時00分 (2月20日 05時01分更新)
 二〇一一年三月の東京電力福島第一原発事故で、放射能への不安を抱える日々を送った福島県内の住民らが、新型コロナウイルス禍の暮らしを事故当時と重ね合わせている。見えない放射能とウイルスへの不安、感染者や流行地域への差別的な考え、中止された子どもの行事。中京大の成元哲(ソンウォンチョル)教授らが、原発から三十〜九十キロ圏の子を持つ親に実施したアンケートに寄せられた回答用紙からは、当時のつらい記憶から学ぶ人々の姿が浮かび上がる。(中崎裕)
 アンケートは、成教授らが「福島子ども健康プロジェクト」として、福島市や郡山市など九市町村で〇八年度生まれの子がいる親を対象に一三年から毎年実施している。一月七日に発送した調査には、二月十六日時点で六百五十人ほどが回答。今回はコロナ禍の生活と原発事故後の生活が重なるかも尋ねたところ、「重なる」「ある程度重なる」が合わせて86%に上った。...

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