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偽造手口を細かく指南か 愛知リコール不正、作業の女性証言

2021年2月19日 05時00分 (3月7日 20時58分更新)
 愛知県の大村秀章知事のリコール(解職請求)運動中にアルバイトが署名を偽造していた問題で、広告関連会社の下請け会社(名古屋市)の担当者が、作業現場で偽造の手口を細かく指南していた疑いがあることが分かった。作業をした二十代の福岡県の会社員女性が本紙に「九月後半から十月中旬ごろまでの違う日付を書くよう指示された」などと証言した。
 女性がアルバイトとして作業をした昨年十月二十一日、佐賀市内の貸会議室にスーツを来た下請け会社の中年男性がいた。内容を口外しないことを求める書類にサインさせられた。リコール活動団体のメンバーがいたかどうかは確認できなかった。
 男性は「正式に依頼されているので怪しい作業ではない」と説明。試験会場のように並んだ机の列ごとにそれぞれ異なる一定期間の日付を割り当て、記入するよう指示した。女性は春日井市分の名簿を書き写し、別のアルバイトは名古屋市分を書いていた。
 活動団体の署名簿には署名欄のほか、署名集めをする「受任者」が自身の名前を書く欄もある。女性はここに、署名欄にある名前を書くよう指示された。実際の署名集めでは、受任者も自ら署名するため、自然に見せるための工作だったとみ...

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