本文へ移動

【J1名古屋】「0で抑える守備」から「得点数を増やす守備」へ…リーグ1の堅守はさらに進化する

2021年2月19日 06時00分

このエントリーをはてなブックマークに追加
攻守の切り替えの要となるボランチの米本(右)と稲垣

攻守の切り替えの要となるボランチの米本(右)と稲垣

  • 攻守の切り替えの要となるボランチの米本(右)と稲垣
  • 今季のグランパス守備陣
◇名古屋グランパス2021年展望・守備編
 名古屋グランパスは開幕・福岡戦(28日・ベススタ)に向けて最終調整を進めている。DF木本恭生(27)、DF森下龍矢(23)らを新戦力として迎えた。11年ぶりのタイトル獲得へ、昨季リーグ最少失点を誇った堅守は進化する。
 相手をゼロで抑える守備から、味方をゼロで終わらせない守備へ。今季初実戦となったJ2大宮との練習試合は守備陣のミスもあり3失点したものの、その後のキャンプで課題を消化。後半の2試合は、PKによる1失点にとどめた。
 キャンプ中にチームが見せたのは前線からプレスをかけ、高い位置でボールを奪う積極的な守備。MF稲垣はその意図を「失点数を減らすのはもちろん大事だが、それ以上に得点数を増やすために守備を改善できないか、というとらえ方」と説明。失点の少なさを維持した上で、得点に直結する守備を模索した。
 チームは昨季も前線から相手を押し込む守備を目指したものの、過密日程や選手起用の固定化による疲労を露呈。シーズン終盤は自陣へ引き、ゴール前を固く閉じる守備戦術をとった。
 昨季の泣きどころとなった選手層は今季、大幅に充実。シーズンを通してハードワークできる陣容が整った。昨季、丸山と中谷の両DFがフルタイム出場したセンターバック(CB)に木本が加入、キャンプ後半の練習試合に参加し、守備戦術への順応する様子を見せた。呉宰碩(オ・ジェソク)が移籍したサイドバック(SB)は、キャンプ中に宮原と成瀬が主に右SB、吉田豊と新加入の森下が左SBでプレー。ボランチには米本、稲垣と同タイプの長沢が加入、3人でのローテーション形成に期待がかかる。
 昨季リーグ最少の28失点、クラブ歴代最多となるシーズン17完封を記録した堅守は健在。さらなる上積みを続け、タイトル奪取に向けた「攻守一体」を現実のものにする。

関連キーワード

PR情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ