巨人ドラ6「山本より上」148キロ左腕中京大・伊藤稜は“プロ一本”「左という点で人気出る」【ドラフト連載】

2021年2月19日 06時00分

このエントリーをはてなブックマークに追加
最速148キロの直球を武器にプロ入りを目指す中京大の伊藤稜

最速148キロの直球を武器にプロ入りを目指す中京大の伊藤稜

  • 最速148キロの直球を武器にプロ入りを目指す中京大の伊藤稜
  • 中部地区の主な大学生ドラフト候補
◇中部地区ドラフト候補連載「中部から飛び出せ」大学生編 中京大・伊藤稜 投手(21)
 昨年、エース左腕の山本一輝投手(22)が巨人にドラフト6位指名された中京大から、今年も同じサウスポーがドラフト戦線に名乗りを上げた。伊藤稜投手(21)=中京大中京=は最速148キロを誇る直球を武器に、1年春からリーグ戦で登板。左肩を痛めた昨秋は登板できなかったが、すでに完治し、満を持して夢の実現を目指す最終学年を迎えた。
 「今のところは、絶対にプロに行くという気持ち。山本さんが巨人に指名されて、刺激になったし、より一層、思いが強くなった。できれば上位指名で行きたい」
 現時点では希望進路はプロ一本。それもうなずけるほど、プロ側の注目度は高い。16日の紅白戦を視察した中日・清水スカウトは「この時期で145キロが出ていた。テンポがいいし、球速も上がり、変化球の精度もいい。左という点でも人気が出るのでは」と分析。他球団のスカウトも「去年の山本君より上でしょう」と高評価している。
 テークバックの小さいフォームが特徴的。昨年までは可動域を広げるトレーニングに重きを置き、しなやかな体づくりに取り組んできた。だが「もう1つ上のボールを投げたい」との思いから、オフは徹底したウエートトレを敢行。昨年11月から本格的に始めると、体重は毎月2、3キロずつ増え、4カ月で10キロもアップした。週に2、3度行うブルペン投球では受けた捕手から「球が重くなった」と聞いた。「春には150キロを出したい」。手応えは十分にある。
 高校時代は3年夏に伊藤康祐外野手(現中日)らとともに甲子園に出場。背番号11で臨んだ初戦・広陵(広島)戦で3番手で登板し、大会で大ブレークした中村奨成(現広島)に一発を浴びた。
 「悔しかった。雪辱するには、プロにならないといけない」。当時のチームメートだった左腕・磯村(明大)や主砲・鵜飼(駒大)も今秋のドラフト候補。仲間の存在も刺激だろう。まずは春季リーグ戦で結果を出して、神宮で名前を売るつもりだ。
 ▼伊藤稜(いとう・りょう)1999(平成11)年11月8日生まれ、愛知県豊明市出身の21歳。178センチ、86キロ、左投げ左打ち。豊明小1年時にホーメー少年野球クラブに入団。栄中時代は東海ボーイズに所属し、3年時にエースとして全国優勝。中京大中京高では2年秋からベンチ入り。中京大では1年春からリーグ戦で登板。2年夏に自己最速148キロをマークした。変化球の持ち球はスライダー、カットボール、カーブ、チェンジアップ。

関連キーワード

PR情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ