元教授、診療報酬詐取容疑 三重大病院汚職、3回目の逮捕

2021年2月18日 05時00分 (2月18日 05時01分更新) 会員限定
 三重大病院(津市)臨床麻酔部の元准教授が、使っていない薬剤を患者に投与したように電子カルテを改ざんし、診療報酬をだまし取ったとされる事件で、津地検は十七日、共犯として、詐欺の疑いで、上司だった元教授の亀井政孝容疑者(54)を再逮捕した。
 亀井容疑者の逮捕は、二度の第三者供賄容疑に続いて三回目。地検は、認否を明らかにしていない。
 再逮捕容疑は、二〇一九年九月上旬〜二〇年四月下旬、准教授だった境倫宏被告(48)=詐欺罪などで起訴=と共謀し、手術の際に血圧を調整する薬剤「オノアクト」を患者約六十人に使ったとするうその診療報酬明細書を二つの審査支払機関に提出し、診療報酬約八十万円を病院に支払わせたとされる。
 うその診療報酬明細書は、境被告が、手術でオノアクトを使ったとするうその内容に電子カルテを改ざんして作成。関係者によると、亀井容疑者はオノアクトを製造・販売する「小野薬品工業」(大阪市)側から発注量を増やすよう依頼を受け、メールで境被告らに目標使用量を提示していた。
 また、津地検は十七日、オノアクトの発注量を増やす見返りに、小野薬品に対して寄付名目で二百万円を病院側に振り込ませたとして、亀...

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