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「あんなに守備をしてくれるんだ」味方が驚くほどFW柿谷は献身的 フィッカ流にしっかり順応【J1名古屋】

2021年2月18日 06時00分

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柿谷曜一朗

柿谷曜一朗

◇名古屋グランパス2021年展望・攻撃編
 名古屋グランパスは16日から、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで開幕・福岡戦(28日・ベススタ)に向けた最終調整に入った。13日までの15日間にわたる沖縄キャンプでは練習試合4試合を行い、計20得点をマーク。新たにFW柿谷曜一朗(31)らを迎え、2010年以来11年ぶりのタイトル獲得を目指すチームを2回で展望する。前編は攻撃陣。
 グランパス攻撃陣のポジション争いが、かつてない熱を帯びている。フィッカデンティ監督は、練習試合全試合で前線の組み合わせを変更。「誰と誰が出ることでどういった反応があるか」とテストする中、前線8人が合計20得点を決めた。
 特に存在感を示したのは、金崎が長期離脱中の1トップで起用された柿谷だ。チームトップタイの3得点は、全て右クロスからのワンタッチゴール。足元の技術だけでなく、チームが目指す速攻の中で相手DFとの駆け引きや先を読んだポジショニングを見せた。
 ハードワークが要求される守備面の適応も順調だ。始動日こそ走力系メニューに「きつかった」と苦笑いしたが、練習試合では最前線からハーフウェーラインを越えて守備に戻る場面も。DF吉田豊は「あんなに守備をしてくれるんだと驚いた」と語った。
 W杯経験者の柿谷、斎藤の加入により、攻撃陣は各ポジションに主力クラス2~3人がそろった。柿谷と同じ1トップの山崎は、9日のJ3八戸戦で1得点1アシスト。斎藤と同じ左サイドハーフの相馬は、柿谷に並ぶ3得点と猛アピールを見せた。
 この他マテウス、前田、阿部、シャビエルも得点し、開幕スタメンの予想は極めて難しい。今季はアジア・チャンピオンズリーグ参戦により、公式戦の数が大幅増。チーム内競争の活性化とともに、過密な日程を前提としたチーム作りが進められている。
 厚い選手層は、今季も継続が決まった「5人交代制」の活用につながる。柿谷は、最終調整におけるテーマを「誰が出ても全員が名古屋のサッカーを意識できる共通意識」と設定。昨季リーグ12位と課題だった得点力を改善し、正真正銘の攻守一体を実現する。
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