天竜浜名湖鉄道・天竜二俣駅で20日「部品市」
2021年2月18日 05時00分 (2月18日 05時03分更新)
天竜浜名湖鉄道(浜松市天竜区)は二十日、使わなくなった列車の部品や、倉庫で眠っていた旧国鉄二俣線時代の備品などを一般販売する「鉄道部品市」を天竜二俣駅(同区)で初めて開催する。新型コロナウイルス感染拡大の影響で減った旅客やイベントの収入を補おうと、継続して開催していく。
販売するのは車両の前照灯やエンジンバルブ、ミラーといった部品や、第三セクター会社移行前の旧国鉄のヘルメットや制服(上着)など。部品はこれまでもファンイベントで販売したことはあったが、コロナ禍で昨年から開催できなくなり、販売だけに絞ることにした。
天浜鉄道営業課の担当者は「貴重な部品を大事にしていただける方に譲りたい。ネットオークションではなく、実物を手に取って感じてほしい」と話している。午前十時から二十点以上を販売し、値段は当日に公表する。第二回は三月二十日に決まっており、私鉄の遠州鉄道(同市)も出品する予定。 (南拡大朗)
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