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密避けて確定申告 ライン予約や入場整理券  

2021年2月17日 05時00分 (2月17日 09時48分更新)

新型コロナウイルス感染対策をしている確定申告の受け付け会場=福井市の福井春山合同庁舎で

 福井税務署 

 所得税などの確定申告の受け付けが十六日、始まった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で期限が延長され、四月十五日まで。
 新型コロナ感染対策のため、福井税務署は自宅からインターネットでの申告を呼び掛けている。会場内の混雑を避けるため今年は入場整理券を発行し、各会場で当日配布している。福井市春山一の福井春山合同庁舎内の会場は、無料通信アプリ「ライン」での事前発行も行っている。
 同合同庁舎では午前中から多くの人が訪れた。会場では入場時の検温を行い、係員らがパソコンの操作方法などを教えていた。
 福井税務署によると、県内の二〇一九年分の所得税の申告者は十三万四千人で、インターネットで申告した人などを含めたICT(情報通信技術)利用率は75・2%だった。 (谷出知謙)

ラインを使った確定申告受け付け順番予約システム=永平寺町役場で

 永平寺町役場

 永平寺町は無料通話アプリ「ライン」を使った確定申告の受け付け順番予約システムを導入し十六日、運用を始めた。三月十五日まで。
 税務課によると、確定申告時の窓口混雑と待ち時間短縮のために導入。新型コロナウイルス感染症対策として「三密」を避ける狙いもある。導入は県内の自治体で初。
 ラインの町の公式アカウント「永平寺町役場」に「友だち登録」すると予約できる。当日分のみの対応で、町のページ右下にあるボタンを押して申請すると、順番待ちの人数が分かり、五人になった時点でメッセージが送られる。税務課窓口には予約・発券用のタブレット端末もあり、「友だち」登録されていれば、レシートに印刷されたQRコードをスマホで読み取ることで同様のサービスを受けられる。
 既存システムを活用したため事業費は三十万円に抑えられ、町民の公式アカウント登録が進むことで、今後の町の情報発信にもつながる取り組み。同課はコロナのワクチン接種など幅広い活用の可能性を期待する。
 石田常久課長は「初日も多くの人がラインで予約しており、アンケートでは『待ち時間が短く感じた』と好評だった」と話した。 (山内道朗)

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