本文へ移動

攻撃の要”愛知コンビ”木下&後藤が山梨県勢初の優勝へ導く【東海大甲府】

2021年2月17日 06時00分

このエントリーをはてなブックマークに追加
愛知コンビで大暴れをを誓った東海大甲府の木下凌佑外野手(右)と後藤紘和内野手

愛知コンビで大暴れをを誓った東海大甲府の木下凌佑外野手(右)と後藤紘和内野手

 埼玉、神奈川、大阪、茨城、東京…。東海大甲府の昨秋メンバーの出身地は多彩だ。愛知県からは瀬戸市出身の木下凌佑外野手(2年)、名古屋市中川区出身の後藤紘和内野手(2年)が名を連ね、「愛知から来た2人で甲子園でも暴れよう」と誓い合っている。
 秋の山梨県大会優勝の原動力となったのは、強力な攻撃陣。その中で4番を担う木下凌は、チームトップの打率5割6分をマークした。愛用グラブには「俺参上/!!/」と刺しゅう。幼いころに好きだった「仮面ライダー電王」の決めぜりふに「俺が来たからには大丈夫、ここぞという場面で頼ってもらえる存在になりたい」との思いを込めた。
  センバツ出場を決定付けた東海大相模(神奈川)との関東大会準々決勝では、0―1で迎えた9回裏1死一塁から右前打でつなぎ、久井の逆転サヨナラ打で決勝のホームを踏んだ。脱臼した肩を1年冬に手術した経験があり「気持ちが折れそうになった時に支えてくれた両親も見に来ると思うので、甲子園でもチームで一番打って恩返ししたい」。
 関東大会初戦の細田学園(埼玉)戦では、後藤が3安打を放ってチームを勢いづけた。小学生の時には中京大中京(愛知)のエース畔柳(くろやなぎ)と対戦。「すごい球を投げていた印象がある。相手も成長しただろうが、自分も成長した。もう一度対戦したい」。愛知を離れて来たからには負けるわけにはいかない―との思いは強い。
 チームは昨秋以降、さらなる打力アップを図ってきた。関東大会の準決勝は常総学院(茨城)に0―10でコールド負け。山梨県大会で5試合全てに2桁安打した自慢の打線は、146キロ右腕の大川にわずか1安打と抑え込まれた。
 村中秀人監督(62)は「ピッチャーが少々打たれてもいいように、この冬は徹底的にバットを振り込ませました」と胸を張る。速球対策に重きを置き、木下凌&後藤の愛知出身コンビもスケールアップが期待できる。チームは春夏合わせて5度の4強が最高。目標は、山梨県勢が成し遂げていない全国制覇だ。

関連キーワード

おすすめ情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ