<湖国の現場2021> 密避け安心努める 多賀「杉の子会」、障害者就労支援

2021年2月14日 05時00分 (2月14日 05時00分更新) 会員限定
密を避けるために窓側を向いて黙々と作業する第一作業所の利用者=多賀町多賀で

密を避けるために窓側を向いて黙々と作業する第一作業所の利用者=多賀町多賀で

  • 密を避けるために窓側を向いて黙々と作業する第一作業所の利用者=多賀町多賀で
 多賀町内二カ所の作業所で、障害者の就労継続支援や生活介護をしている「社会福祉法人杉の子会」。新型コロナウイルスの感染拡大で、新たに対策を始める必要に迫られたり、企業からの受注が減少するなどの影響が出ている中、利用者が安心して通えるよう努力を続けている。
 杉の子会は、一九八七年に「杉の子福祉作業所」として始まり、二〇〇三年に法人化。二〇〇四年に「杉の子(第一)作業所」、二〇〇八年には「杉の子第二作業所」が開所した。いずれも、湖東地域に住む身体、知的、精神障害がある人が、企業から受注した仕事に取り組んでいる。
 第一作業所には、障害が重度とされる障害程度区分三〜六の利用者四十六人が通う。利用者は、住宅設備機器製造会社から請け負ったネジや説明書の袋詰めなど軽作業に従事。扱う製品は住宅に使用するものが多く、幸い受注数はコロナの影響を受けていないという。
 利用者の支援をするスタッフは十四人。吉川裕子施設長(60)は、コロナ禍でスタッフが最も苦労したのは「マスク着用の声掛け」と話す。すぐに外してしまったり、あごマスクになってしまったりするため、今でも声掛けを続けている。
 このほか、以前は向かい合っ...

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