石川県が飲食・若者特別警報 クラスター相次ぎ 発令

2021年2月13日 05時00分 (2月13日 10時03分更新)

 石川県は十二日、接待を伴う飲食店で今月に入って五件のクラスター(感染者集団)が相次いで発生し、若者の感染が急増しているとして、接待を伴う飲食店の利用を慎重に判断することなどを県民に求める「『飲食』『若者』感染拡大特別警報」を初めて出した。感染拡大防止策への協力を呼びかけるもので、営業自粛などは求めない。
 県内では現在「ステージ2」の感染拡大警報が出されている。今回の特別警報は、クラスターが相次ぐ店と感染急増の若者に向けて、特に警鐘を鳴らすのが目的。今月十一日までの一週間の新規感染者数は百二十七人に上り、前週の二・七倍に。うちクラスター関連は37・8%を占めた。年代別では三十代以下が百三人と81・1%に上り、感染した三十代以下の69・9%は飲食を伴っている。
 谷本正憲知事は「このまま感染が拡大すると、『ステージ3』(感染急増)に移行しかねず、さらに厳しい措置も検討せざるを得なくなる。緊張感を持ってほしい」と訴えた。ステージ3では改正特措法に基づき、知事が県内の特定地域で集中対策を行うことができる「まん延防止等重点措置」も講じることができる。
 クラスターが起きた飲食店によっては従業員のマスク着用が徹底されていなかった。特別警報では、店側にマスク着用など業界の指針に基づく感染防止の徹底を求めている。控室など店舗全体の衛生管理や、従業員の健康状態の把握も促している。従業員には体調が悪い場合は出勤を控えるよう求めている。

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