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IOCバッハ会長は女性提案、森喜朗会長の後任は五輪関係者を選出か 橋本聖子五輪相も浮上【東京五輪】

2021年2月12日 21時14分

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橋本聖子・五輪相

橋本聖子・五輪相

 東京五輪・パラリンピック組織委員会の理事会と評議員会の合同懇談会が12日、東京都内であった。この日、正式に辞意を表明した森喜朗会長(83)の後継人事については、森会長からの要請を受諾するとの意向を示していた川淵三郎・元日本サッカー協会会長(84)が一転して辞退を表明。新会長選びは仕切り直しを強いられる形となった。
 舌禍による組織委トップ辞任という事態を受けての新しい会長選びは、振り出しに戻った。合同懇談会後に会見した武藤敏郎事務総長(77)は「透明性の高いプロセスが不可欠だ」と強調。密室での談合という批判が出た森会長による後継指名を反面教師としたのか、「検討委員会」を設置し、ルールにのっとり選考を進めると語った。
 委員会は組織委の御手洗冨士夫名誉会長(85)が委員長を務め、理事の中から委員を選出する。武藤事務総長は「何日までとは具体的に言えないが、とにかくできるだけ早く。候補者1人を検討委で選定してもらうのが望ましい」。所定の理事会、評議員会の決議を経て、新しい会長を選ぶ方針だ。
 透明性を重視しても時間的な余裕はない。五輪本番への準備は待ったなしだ。3月下旬には聖火リレーが始まるため、五輪開催へ3月が大きな分岐点になるとの見方もある。新会長は早ければ2月中にも決まるとみられる。
 後継人事をめぐっては森会長の発言が「女性蔑視」と批判されたことから、IOCのバッハ会長は女性の起用を提案。橋本聖子五輪相(56)の名も浮上している。武藤事務総長は「五輪まで5カ月。経験を積むゆとりはない。適任者であれば、性別を議論する必要は全くない」。五輪関係者がふさわしいという見解を示した。
 懇談会では、森会長の発言をとがめる意見と、これまでの功績をたたえる声が出た。武藤事務総長は「森会長が五輪招致の段階から貢献をしてきたのは事実。IOCには何かのポストという意味ではなく、森会長に五輪を支援してもらうのが望ましいと言う方もいる」。現時点では未定だが、森会長を何らかの形で遇する可能性にも含みを残した。
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